Fallout4 The Way Life Should Be(2)
アカディアの建物内に入るとニックはDiMAの姿を見つけ、すぐに声をかけた。
「DiMA。その、少しいいか。」
「どうしました、ニック。」
「前は・・・お前の言うことを信用したくなかったんだ。俺たちが仲間だという事を・・・。」
「いいんですよ。混乱して当然です。」
そんな2人を会話を俺はぼんやりと聞いていた。
ひとしきり話をした後DiMAは俺の方に向き直り、何か情報を得ることはできたのかと聞いてきた。
まずは・・・キャプテン・アヴェリーの件をはっきりさせるか。
俺が少し険しい顔をしたことにDiMAは気づいたようだった。
「あんたは・・・キャプテン・アヴェリーを殺して、人造人間と入れ替えた。」
「まさか、そんなはずは・・・。」
※ここで「人造人間のすり替え」と「核発射キー」は選択肢に出たのですが、何故か「風力発電の停止」の件は出なくて・・・。何度かやり直しをしてみても変わらず。「和平ルート」でも「ニュークリアスに殴り込みルート」でも同様でした。何故なんだ。
見つけた情報をDiMAに手渡す。
情報の確認を終えると、DiMAは頭を抱えた。
そして確かに自分がキャプテン・アヴェリーを殺害し、人造人間と入れ替えたを行ったと認めた。
「何故そんなことをした?」
DiMAはファーハーバーに平穏をもたらすために必要だったと言う。
・・・。
人造人間との入れ替え。
連邦でも嫌と言う程見てきた。
ショーンなら、インスティテュートのメンバーなら、同じことを言うだろうか。
平穏の為に行ったことだとは言わないだろうが、必要なことだから入れ替えを行ったとは言いそうだなと俺は思った。
このことは、他のメンバーは関与しておらず自分一人で行ったこと。
ファーハーバーに知られたら、アカディアは襲われて滅びてしまうだろうとDiMAは悲し気に呟く。
アカディアが滅びれば、ファーハーバーの霧コンデンサーはいずれ壊れてしまうが、怒りに駆られた住民たちは未来の事を考えずに襲い掛かってくるに違いない。
ニックがちらりと俺を見たことに気が付いた。
確かにDiMAが言うように、霧コンデンサーを修理することができなくなればファーハーバーの住民たちは、いずれ滅んでしまうだろう。
「わかったよ、DiMA。秘密は守ろう。」
「ああ、ありがとう。アカディアはこの罪の償いをするべく、あらゆる手を尽くしましょう。」
「・・・頼むぞ。」
「両者が協力すれば、島はより良い場所になります。」
DiMAは安堵の溜息を洩らした。
※クエスト:The Way Life Should Be 完了