Skyrim AE~Jade編 忘れないで・・・(Forgotten City)2
※注!
クエストMOD「Forgotten City」を進めて行くので、ネタバレ見たくない人やこれからプレイする予定のある人は、先に進まないでください。
首長メテルスがドゥーマーの掟について説明する。
この街を建設したドゥーマーが残した碑文には「一人の者の罪ゆえに、多くの者が苦しむこととなろう」と書いてあったそうだ。
首長メテルス:この書付を持ってきてくれたお前に、頼みたいことがある
Jade:頼み?
首長メテルス:そうだ。恐らく、誰かがドゥーマーの掟を破るのだろう。後は・・・お前が見た通りになる。それを避けるために我が住民たちと話をして、問題人物を見つけて欲しい
マーキュリオ:何故、俺たちが。誰か手の者を使えば良いではないか
首長メテルス:・・・そうしたいのは山々だが・・・この件に関しては秘密裡に調査を行いたい
Jade:誰もが、問題人物になりうると、そういうこと?
神妙な面持ちで首長メテルスは頷いた。
元の世界に戻るためにも、手伝うより他はないようだ。
マーキュリオと視線を交わすと、Jadeは調査を引き受けると答えた。
市民について書いた記録を見ていいと承諾を得たので、Jadeは首長のテーブルの上に置いてある「到着記録」なるものを手に取る。
一人ずつ、いつこの町に到着したのか、どんな人物かが記されている。
これを書いたのは・・・メテルスなんだろうか。
全体的に、市民を信用していないような、そんな印象を受ける記録だ。
思わずJadeが眉を顰めたのをマーキュリオは見逃さなかった。
マーキュリオ:どうした
Jade:あ、うーん・・・。怠け者のノルドとか、潜在的脅威とか、役立たずとか、関わり合いになるなとか・・・なんかやだな
マーキュリオ:首長が書いたのなら、これは見せるべきものではないな
Jade:執政の人かなと思ったけど、違うみたいだし。
マーキュリオ:一筋縄ではいかない人物であることは間違いなさそうだ。慎重にいこう
まずは宮殿内にいる人物に声をかける。
サトー:両耳が聞こえず、片目もほとんど見えない。メテルス評:申し分なし
ドゥエモラ:メテルスの養女。城の暮らしに飽き飽きしている。メテルス評:記載なし
アサンシ:城塞の料理人。マルカルス出身。スクーマ中毒。メテルス評:ドゥエモラと離しておくこと。脅威ではない
ドゥエモラはアサンシのことが嫌いなのか、退屈を紛らわせたいだけなのかわからないが、スクゥーマを手に入れる様にJadeに頼んできた。
アサンシはスクゥーマから身を離そうと、マルカルスからここへやってきたらしい。
マーキュリオ:スクーマ中毒を克服しようとしている者に、スクーマを与えようと考えているとしたら、それは同意できんな
Jade:うーん。ドゥエモラの意図がわからないね
マーキュリオ:退屈を紛らわそうとでもしてるんじゃないか
Jade:とりあえず他の人にも話を聞こう
マリウス:自分のことを物静かで頭が切れると称する。自信家?メテルス評:夜に出歩いていて怪しい。監視すべきではないか
マリウスの軽口をJadeは受け流す。
調子に乗って更に歯の浮くようなセリフを発しようとしたその時、険しい顔をしたマーキュリオが二人の間に割って入ってきた。
マーキュリオ:・・・少々無駄口が過ぎるようだ。物静かという言葉の意味を知っているか?
マリウス:なんだ、あんたは
Jade:あ、えと、そうだ!ここからの出口を知らない?
マリウス:出口?
マリウスは薄く笑い、死ねばいい、唯一の方法だとJadeとマーキュリオに向かって言い放つ。
さぁ、あっちへ行ってくれと2人を手を振り追い払った。
とりあえず城塞内で3人ほど話をした。
なんだか一癖も二癖もある人達だな、とJadeは考えていた。
街中の人たちにも話を聞こうと城塞から出ると、助けを求めながら女性が走り寄って来る。
ミランダと名乗る女性は、ならず者たちが縦穴を降りてくるのを見たという。
ミランダ:助けて!!やつらは武装していたわ!
Jade:縦穴を降りてきたの?
ミランダ:やつらが街に入り込んで住民を襲ったら、ドゥーマーの掟を破ってしまうわ・・・!お願い、止めて!!
マーキュリオ:ドゥーマーの掟?部外者が悪さをしても街が滅びるという事なのか??
ミランダの声は悲鳴に近い。
Jadeとマーキュリオは急いで縦穴へと向かった。
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