Fallout NewVegas ; Crazy,Crazy,Crazy

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遠くに見えるアンテナを目指して、うろうろ入り口を探したりバークスコルピオン倒したりしているうちに辺りはすっかり暗くなってしまった。

Sloanに戻るのも面倒だし、どこかに小屋とか休める場所はないかなと思っていると向こう側から、のっしのっしと巨体が歩いてくるのが見えた。

スーパーミュータント!!?
思わず銃を構えるLucia。

だが肝心のスーパーミュータントは襲ってくる気配がない。

「おい、そこの人間。ここは危険な場所だ。戻ったほうがいいぞ。ここにいてもロクなことはない。」
『・・・へ?』

なんと、スーパーミュータントに警告されてしまった。
『あ、あなた・・は?随分と友好的なようだけど・・・。』
Luciaの言葉を聞くと少し気分を害したように、スーパーミュータントの誰もが脳みその壊れた野獣なわけではないと言い放った。

Helios Oneで問答無用に襲い掛かってきたスーパーミュータント達とは話し方も違う。

『ごめんなさい。以前に出会ったスーパーミュータント達はすぐに襲ってきたから・・・。』
「まあ、いい。お前はちゃんと謝ったから。」

ニールと名乗るスーパーミュータントは、ここBlack Mountainはタビサというスーパーミュータントが牛耳っていることやブラックマウンテンラジオを放送していること、部下に人間を見つけたら殺す様に言っている・・・といったことを教えてくれた。

『タビサのこと嫌いなの?』
「嫌いというか・・・な。支配を終わらせたいとは思っている。そうだ、お前手を貸さないか?」
『え?』
「じゃあ、山頂で会おう。その頃にはいい案が思いついているはずだ。」
『え、ちょっと』

ニールはLuciaの返事を最後まで聞かずに、さっさと山頂目掛けて歩き出した。

ED-Eがくるくると目の前で回って見せた。
『仕方がないね、山頂へ向かうとしようか。』ふうと深くため息をつく。


Nielの小屋で一休み

夜明けと共に、行動を開始。
慎重にスーパーミュータントやナイトキン達を仕留めながら、山頂を目指す。

ニールはどこだろう?と探していると、ガリガリガリガリというガイガーカウンターの音と共にRAD値がどんどん上がっていった。
どうやらこの辺りは汚染されているらしい。
はやくこの場を離れなきゃ。Rad-Awayは・・・よかった、結構持ってる。

そこへ、お構いなしにニールが声をかけてきた。
「ああ、お前か。思ったよりやるようだな。」

ニールが部下のナイトキン達を引き付けておくので、その隙にタビサの元へと行けと言う。

ニールは殺せって言うけど・・・タビサに会って、どうするか考えようか。
ラジオを聞いてみればいいのだろうけれど、がちゃがちゃした音がしてLuciaはラジオがあまり好きではなかった。

『よし、いよいよあのアンテナのところに行ってみようか』
Beep!


鉄塔のところにいたナイトキンをSnipe!!

貯蔵庫に刑務所にブロードキャストビル?
とりあえず貯蔵庫に何かいいものがないか、見てみよう・・・。

開けると目の前に、かかしのようなものが立っている。
お腹に何やらメモが貼ってある。

他にも何かないかな・・・と中を見回っていると、机の上に壊れたMr.ハンディが横たわっていることに気が付いた。

このMr.ハンディの名前はロンダというようだ。
ふむ、直せそうだな・・。

あれこれ調べていると、右側のスイッチを押せばMr.ハンディが再起動することが分かった。
助けてあげて、いきなり敵対してこないことを祈りつつ・・・

かちりとスイッチを押すと、ヴヴヴヴ・・・という低いモーター音がしてMr.ハンディがむくりと起き上がった。

「ごきげんよう。レディタビサのところへ連れて行ってくれませんか?」
『タビサ?別にいいけど・・・貴方はなに?』
「私はロンダ。6年と52日40分13秒前に彼女と話をしたきりです。寂しがっていないといいのですが。」

そういうとロンダは外に出ようとドアのほうへと向かう。
やれやれ・・・

外に出た途端、ナイトキンが走り寄ってきた。
金髪のカツラとハート型の眼鏡。なんとも・・・奇抜な。

「ロンダ!?あなたなの?」
「タビサ様!ええ、私です。この人が私をすっかり直してくれました。彼女はあなたのお友達ですか?」

どうやら、このナイトキンが・・・タビサらしい。
タビサはじっとLuciaを見つめている。

「・・・余所者よ、ロンダを助けてくれたことに感謝する。これをあげるわ。私にはもう必要ないものだから。」
そう言うとタビサは鍵を投げてよこした。

『これは?』
「倉庫の鍵よ。好きにするといい。」

ロンダがタビサを呼ぶ。
「タビサ様!我々は出発しなければなりません!行きますよ!」
「わかったわ、ロンダ。じゃあね、余所者。ロンダを助けてくれて、本当にありがとう。」

どすどすどすと大きな音を立てながら、タビサとロンダは山を下りて行った。

なんだかよくわからないが、Black Mountainを解放できたってことでいいのかな?
急展開についていけず、走り去るタビサとロンダをぼんやりと見送った。

クエスト:Crazy,Crazy,Crazy 完了

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