
マスパイク・インターチェンジでガンナーズを倒し一息入れた俺たちは南東地域を目指すことにしてみた。
「あんた、ジャマイカ・プレイン行ったのか」
「ああ、博物館?みたいなところにもあったな」
「財宝あったか!?すげぇお宝隠されてんだろ?」
「・・・お宝・・・ね。どれだけ噂が流布してるんだ」
「なんだよ、違うのかよ」
「うーん、まぁ違うとまでは言わないけど・・・これにどれだけの価値を見出せるか、だな。」
そう言ってマクレディに2076年ワールドシリーズ・バットを見せた。
「なんだ、これ?」
「昔ベースボールが盛んだったころの記念のバット、だな。ダイヤモンドシティのモー・クローニンに見せようと思ってて忘れてた。」
「昔?あんた俺と年そんなに変わんないだろ?」
マクレディに200年ほど冷凍されていたこと、息子を誘拐されたこと、ニック・バレンタインと探し出そうとしていることを掻い摘んで話した。
「・・・すまなかったな」
「謝る必要なんてないさ。俺は息子を、ショーンを見つけ出してみせるって決めたから」
マクレディが目を伏せ、なにやらもごもご呟いた。
イーグレット・ツアー・マリーナで一休みし、ジャマイカ・プレインで居住者たちと少し話をしてから、更に先に進むことにした。
半ば水に浸かったような場所を発見。レイダー達がいるな・・・。
ハイド・パーク
近づくと撃ち込んできたので、容赦なく殲滅。
リーダーはスカッターという名有り。
近くの台にスキル本「グロックナック・ザ・バーバリアン」
マットレスに「近隣住民の署名付き」というメモ?がナイフで留められていた。
「なんだこれ?」
「レイダーへの招待状・・・?」
「それともレイダー達が居住者を騙そうとして、これを出すところだったとか?」
「・・・わからんな」
更に南下すると、クインシーの跡地にたどり着いた。
遠くにレッドロケット・トラックストップが見える。
「レッド・ロケット・トラックストップがあるな」
「なぁ、マクレディ。あそこに行ってみてもいいか?居住者がいるかもしれない」
「かまわんぞ。居住者ってさ、あんた何かやってるのか?」
「あー、一応ミニッツメン所属?というのかな」
ふん、と鼻で笑うのが聞こえた。
「ミニッツメンは嫌いか?」
「あいつら内輪もめで壊滅したようなもんだからな。」
「ああ、その話はプレストンから聞いたよ」
「プレストン・ガービーか。あいつまだ生きてんのか。クインシーからの逃避行で死んだかと思ってたぜ」
レッド・ロケット・トラックストップにたどり着いた。
どうやら人が住んでいるようだ。