Skyrim~Diyaab ホニングブリュ―蜂蜜酒醸造所へ向かう

何の用だか知らないが、盗賊ギルドのパトロンであるメイビン・ブラックブライアが俺を呼んでいるという。

正直なところ、そろそろリフテンを離れようかと考えていた。
これ以上盗賊ギルドにいる必要もなさそうだ。
ブリニョルフの顔を立てて、メイビンの話を聞いて終わりとしよう。

メイビン・ブラックブライアはビーアンド・バルブの2Fにいた。
近寄る俺をさっと見て、点数をつけたようだ。

メイビンは、ふんと鼻を鳴らし話し出した。

・・・。
ホワイトランにあるホニングブリュ―蜂蜜酒醸造所のサビョルンなる人物を陥れたい、ということだ。
商売敵が気になる動向をしている、とも言う。
秘密を探ってくるように、と言い放った。

なんだって盗賊ギルドはこんな仕事を受けるんだ。
文句を言っても仕方がない。ホワイトランのバナード・メアにいるマラス・マッキウスなる人物にあうことにするか。


久しぶりにホワイトランへと戻る。

バナード・メアの台所奥に目つきの悪い男が座っているのが見えた。


Diyaab:こいつは歌が下手な吟遊詩人だったな

吟遊詩人と給仕の女が立ち去ったのを見届けてから、マラス・マッキウスに声をかける。
メイビン・ブラックブライアの名前を出すと、すぐに合点がいったようだ。

ホニングブリュ―蜂蜜酒醸造所は害虫の問題を抱えている。
害虫を始末するために毒が用意されている。
勿論害虫を始末するために巣に毒を振りかけるが、サビョルンを失脚させるためにハチミツ酒にも混ぜ込む。
しかも、その毒はサビョルンが用意して、お前に渡す。

メイビンと数週間かけて考えた案だと自慢気に言う。

とりあえず、ホニングブリュ―蜂蜜酒醸造所へ向かうことにする。


Diyaab:Lady。この辺で待っていろ。 Lady:くぅん

醸造所の中に入ると、中にいた男が大声で怒鳴り散らしてきた。
これがサビョルンか。

黙ったままでいる俺にイラついたサビョルンは、ぽかんと突っ立ってないで手伝ったらどうだ!と更に怒鳴る。
・・・まったく。どいつもこいつも。

手伝うということに同意したと勝手に認識したサビョルンは、毒を俺に手渡しスキーヴァーの巣に振りかけてこいと言った。



さっさと用を済ませることにしよう。

奥の部屋にはスキーヴァーの死体が転がっていた。
こんな状態で、よく酒を造ったりできるもんだな。

壁に穴が開いていて、どうやらそこからスキーヴァが侵入しているようだ。

穴は洞窟に繋がっているようだ。
スキーヴァーだけでなくフロストバイト・スパイダーなんかもいた。
倒しながら奥へと進んでいく。

巣がある空間にたどり着いたが、そこは魔術師が根城にしていた。
スキーヴァーを手懐けているのか、魔術師が魔法を撃つ合間にスキーヴァー達が攻撃を仕掛けてくる。

全てを片付けて、巣に毒を振りかける。
近くに魔術師が書いたと思われる日記が転がっていた。


アムリン:スキーヴァー軍団作ってやる!

なんだこれは。

しかしマラス・マッキウスのやつ、こんなのがいるなんて一言も言っていなかったな。
ついでに片付けさせるつもりだったのか。

さて。本来の目的を果たさなければ。

洞窟を更に進むと、酒樽が並んだ場所に出た。
こいつに毒をしかける・・・と。



サビョルンの元へ戻ると、カイウス指揮官が蜂蜜酒の試飲を今か今かと待ちわびているところだった。

俺が戻ったことに気づくと、サビョルンはカイウス指揮官に蜂蜜酒を勧め出した。
後ろでマラス・マッキウスが面白そうに、その光景を眺めている。

毒入り蜂蜜酒を一口飲んだ途端、カイウス指揮官は足元に吐き出した。
よかったな、死ななくて。

マラス・マッキウスは笑いをこらえるのに必死だ。

激怒した指揮官はサビョルンを逮捕し、後はお前がどうにかしろとマラス・マッキウスに言って外へ出て行った。
身に覚えのない逮捕にサビョルンは無実を訴えるが、指揮官は聞く耳を持たない。

にやにやしながら、2人を見送るマラス・マッキウス。

お前のおかげで醸造所が手に入ったよと上機嫌なマラス・マッキウスは、欲しいものがあったら持って行くといいと言う。
そうだな。メイビン・ブラックブライアがサビョルンの秘密を探れと言っていたな。

書類を探したいと申し出ると、マラス・マッキウスはすぐにピンと来たようだ。

2Fにあるサビョルンの寝室を漁る。

メイビン・ブラックブライアからの手紙も置いてあった。
どうやらホニングブリュー蜂蜜酒醸造所をブラックブライアの醸造所と統合しようと持ち掛けていたようだ。

流れから考えると、サビョルンに袖にされたようだが。

どこかで見たことがあるマークが記載された手紙を見つけた。

ああ、これはゴールデングロウ農園で見つけた手紙にも描かれていたマークだな。
誰かが、計画的にメイビン・ブラックブライアの、というよりは盗賊ギルドの妨害を行っているようだ。

手紙を胸元にしまい込み、ホニングブリュー蜂蜜酒醸造所を後にした。



リフテンへと戻り、サビョルンが逮捕されたことを知らせ、見つけた手紙を手渡す。

どうやら手紙のマークにも覚えがないようだ。
何も情報を得ることはできなかった。

仕事を終えたということで、メイビンから報酬を渡された。

どれ、あとはブリニョルフに一言伝えて・・・リフテンを去ることにするか。

メイビン・ブラックブライアの仕事を滞りなく終えたことに大満足のブリニョルフはご機嫌だった。




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