Skyrim-ilex ハイフロスガーを目指す
リディアと名乗る女性はilexのことを従士と呼び、仕えることができて光栄だと挨拶してきた。
ilex:従士?
リディア:ホワイトランにとって・・・重要な人物ということです。
ハドバル:君は、その従者ということか
リディア:そうです。なんなりとお申し付けください、従士様
ilex:ちょっと待って。わたし、ただの一般市民・・・
ハドバルが笑いながらilexの肩を叩く。
ともかく、リディアと共にハイフロスガーを目指すことにしよう。
ドラゴンズリーチを出たところで、ハドバルがリバーウッドに戻ろうと思うと言い出した。
そろそろアルヴォアおじさんが心配してるだろうからと。
ilex:ソリチュードにはいつ頃戻るの?
ハドバル:そうだなぁ。まぁ、様子を見ながら近いうちに戻るとするか
リディア:そういえば従士様とあなたはどういった関係ですか?
ilex:うーん・・・ヘルゲン脱出なかま?
ハドバルを見送り、ilexとリディアは旅の準備の為にベレソア雑貨店を訪れた。
アルゴニアンとは珍しいな!とベレソアが言うので、ブレトンがなんでこんなところで商売してるんだと切り返す。
リディアは二人の会話を面白そうに眺めていた。
ハイフロスガーへ行くために、まずは麓の村イヴァルステッドを目指す。
北上してぐるりと回るか、リバーウッドからヘルゲンを抜けて南の道から行くか。
どうしますか?とリディアに尋ねられ、ヘルゲンの様子を見てみたいとilexは言う。
リディア:衛兵たちから噂だけ聞いておりますが・・・ドラゴンに襲撃されたそうですね?
ilex:そうなの。ヘルゲンからハドバルと脱出してきてね
リディア:従士様、何故ヘルゲンにおられたのですか?
ilex:あー・・・あのね・・・。本当はリフテンに行きたかったんだけど
リディア:?方向が全く違うのでは?
ilex:迷子になったところを運悪くストームクロークと一緒に帝国軍に捕まっちゃって
ilexの話にリディアは目を丸くする。
そもそも何故リフテンに行きたかったのか、を話しているうちにヘルゲンが見えてきた。
ヘルゲンはどんな風になってしまったのだろうか。
崩れ落ちた石壁を眺めながら門をくぐると、遠くから罵声が聞こえてきた。
リディアが徐に剣を抜く。
焼け落ちたヘルゲンはすでに山賊たちの住処となっているようだ。
襲い掛かってきた山賊をリディアと共に片付ける。
ヘルゲンを抜け、雪山を越えると豊かな木々が見えてきた。
イヴァルステッドはあと少し。
到着する頃には、辺りも暗くなってきたので一晩宿屋で休むことにする。
リディアと2人夕食を取りながら、宿屋の主人の話に耳を傾ける。
翌朝、日の出と共に動き出す。
なにせ七千階段だ。宿屋の主人に言って十分な量の食料を買い込み、山を登ることにしよう。
登山道へと続く道の途中で出逢った村人から、ハイフロスガーに行くのかと尋ねられた。
クリメク:あんたたち、ハイフロスガーに行く巡礼者か?
ilex:巡礼者ではないけど・・・ちょっと用があるの
クリメク:そうか。なら、ついでと言ってはなんだが・・・頼まれてくれないか?
リディア:・・・何をさせるおつもりでしょうか
クリメク:供物を届けて欲しいんだ。建物の前に供える箱が置いてあるから入れてくれればいい
ilex:わかったわ、それくらいなら
クリメクから供物を受け取り、早速ハイフロスガーへと続く山道を登って行く。
これ、なんだろう?なにか書いてある※全て読むとシャウト「空の声」を入手
途中からぐっと気温が下がり、雪も降り出してきた。
買ってあった毛皮のマントを装備して寒さに供えるilex。
飛び出してくるオオカミやフロストトロールを倒し・・・
ilex:そりゃ!!
雪の中に聳え立つ建物が見えてきた。
あれが・・・ハイフロスガーか。
クリメクから預かった供物を箱の中に納め、いざグレイビアードと対面だ。
リディア:・・・緊張されているのですか、従士様?
ilex:そりゃぁね。なんか世捨て人みたいな感じなんでしょう?
リディア:バルグルーフ首長が仰るには、世間の出来事からは一線を画しているようですね
ilex:そんな人たちと何を話すのよ・・・