Skyrim-ilex 休戦会議を開く

Skyrim-ilex 休戦会議を開く

ハイフロスガーへと戻ってきた一行。
ウルフリック・ストームクロークとテュリウス将軍は、ちゃんと会議に出席するだろうか。
一瞬そんな思いが頭を過った。

ilexの不安を読み取ったのかマーキュリオが皮肉そうな笑みを浮かべて、2人とも出席はするだろうさと言う。
どちらも「尻尾を巻いて逃げた」とは言われたくないだろう。



建物に入るとグレイビアード達が、待ち構えていた。
皆揃っている、とアーンゲール師。
思わずilexはほっと溜息をつく。

アーンゲール師:戻ったか。
ilex:よかった、ウルフリック・ストームクロークもテュリウス将軍も着てるのね
アーンゲール師:さぁ、会議の席に着け。このスカイリムの戦士たちに知恵と呼べるものがあるかどうか見てみよう
リディア:他にもどなかたいらしているんですか?
アーンゲール師:彼らのその部下たちが
エリク:あの熊の帽子被ったひとかな
???:私たちも同席する権利があるわ。ドラゴンボーンを導いたのは私たちなのだから

急に後ろから話に割り込んでくる声。
振り返ると、そこにはデルフィンとエズバーンがいた。
アーンゲール師が険しい表情をしてデルフィンを見つめる。

ブレイズは招かれていない、ここでは歓迎されないと冷たく言い放つアーンゲール師と、自分たちには権利があると声高に主張するデルフィン。
睨みあう2人にエズバーンが待ったをかけた。

昔の恨みを蒸し返すデルフィンを窘め、アーンゲール師にはアルドゥインを阻止する必要があると思うなら我々も同席すべきだと言う。

好きにするがいいと呟くと、アーンゲール師はilexに会議室に入るよう視線を送った。



アーンゲール師が会議室にいる皆に席に着くように告げる。
見れば帝国軍側はテュリウス将軍以外にエリシフ首長もいた。彼女は憎々し気にウルフリック・ストームクロークを睨んでいる。

遅れて部屋に入ってきた人物を見て、ウルフリック・ストームクロークが逆上したように怒鳴り出す。

ウルフリック・ストームクローク:何故サルモールがこの場にいるんだ!帝国のロクデナシどもの厚かましさときたら!
テュリウス:彼女は帝国の代表団の一員だ。誰を連れてくるかの指図は受けん
エレンウェン:私にはここでの合意が白金協定の条件に反するものでないことを見守る義務があります
アーンゲール師:交渉の条件を交渉していたのでは、いつまでたっても話が終わらぬぞ。どうするドラゴンボーンよ
ilex:(サルモールは私も嫌いだけどね)彼女に交渉権はないわ。その条件で同席してもいいんじゃない。それよりさっさと始めましょう

ウルフリック・ストームクロークは不満げに大きな溜息をつき、どさりと自席に座り込んだ。

さて、とアーンゲール師が会議を進める。
先手を打つように、ウルフリック・ストームクロークがマルカルスの支配権を求めた。

すぐさまエリシフ首長が反応した。
この休戦会議の場でよくもいけしゃあしゃあと・・・!興奮したエリシフ首長の顔が朱に染まる。
テュリウス将軍も思わずテーブルを叩きつけた。

俗世のやりとりにうんざりしたようにアーンゲール師がilexにどうするつもりなのか尋ねてきた。

マルカルスか・・・。
ソリチュードの南。なら同じようにウィンドヘルムの南にあるリフテンの支配権を帝国に渡せばいいじゃないの?
そう提案すると、テュリウス将軍はしばらく考えた後同意した。

ウルフリック・ストームクロークが賠償金を求め、テュリウス将軍が否定する。
エリシフ首長が叫ぶように非難する。
ウルフリック・ストームクロークが席を蹴って立ち上がる。

話が遅々として進まない。
ilexもうんざりしてきたなと思い始めた時、エズバーンが徐に席を立った。
いい加減にしないか!!

エズバーン:アルドゥインが復活したんだ!この危機に直面している時に、せめて一瞬でも憎しみを忘れることはできないのか
デルフィン:貴方たち二人とも、軽率なことする前に彼の話をよく聞くことね
エズバーン:お前たちがこうやって話し合いをしている間にも奴は魂を貪り食っているんだ

渋々といった体でウルフリック・ストームクロークとテュリウス将軍が話を進める。

マルカルスはストームクロークの、リフテンは帝国軍の支配下に。
ウルフリック・ストームクロークが求めたアンガの工場での虐殺についての賠償は白紙とする。

これをもって、休戦協定の締結とする!
アーンゲール師が会議の幕を下ろした。



さてと。これでドラゴンズリーチに罠をしかけてドラゴンを捕まえることができるようになった。
でも・・・どうやって?

会議に同席していたバルグルーフ首長も同じことを考えていたようだ。
いつでも指示を出してくれれば罠を仕掛けるが、どうやるのだ?と尋ねてきた。

エズバーン:それについては私が調べておいた。お前がこの休戦会議を開こうと調整をしている間にスカイヘブン聖堂で
ilex:ほんと?どうすればいいの?
エズバーン:ドラゴンを呼べばいい
ilex:呼ぶ?
エズバーン:そう。ドラゴンの名前は必ず3つの言葉の力”シャウト”なんだ

「Od(Snow)」「Ah(Hunter}」「Viing(Wing)」

呼べば喧嘩を売られたと思ったドラゴンがやってくるだろう。
よし、ドラゴンズリーチへ向かって、ドラゴンを捕える準備をしなくては。

すぐさま移動しようとリディアを呼んだ時、デルフィンが険しい顔をしてilexに向かってくるのが見えた。


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