Skyrim~Mian ラビリンシアンを目指す

Skyrim~Mian ラビリンシアンを目指す

オンマンドやジェイ・ザルゴに話をしたことで、少しだけ肩の荷が下りたような気がしたMianは久しぶりにぐっすりと眠った。
おい、起きろ!とオンマンドに起こされたのは、日がすっかり昇った頃だった。
遅めの朝食を取り、早速ラビリンシアンへと向かうことにしよう。

道中、熊や狼をなぎ倒しながら進む。

オンマンド:それだけ魔法も当たるのに、なんで殴ってしまうんだろうな?
Mian:んー・・・。手ごたえ、かもな
ジェイ・ザルゴ:手ごたえ?
Mian:自分の手で殴り倒すと、手ごたえを感じるだろ?
オンマンド:じゃあ剣でもいいんじゃないか?
Mian:重たい物は持ちたくない

じゃあ弓はどうだ、ダガーだってなかなかいいんじゃないかと喧々諤々。
そんな話をしながら雪山を進んで行く。



雪の中に聳え立つ遺跡ラビリンシアン。
とうとうここまでやってきた。

大抵こういった遺跡には山賊が住み着いているものだが・・・姿を現したのはトロールだ。

外にいるトロールを片付けながら、探索を続ける。
奥の方でロスト・ヴァルキグという遺跡に続く扉を見つけた。大学の問題を解決したら、また来よう。

あちこち歩いているうちに不思議な祭壇のようなものを見つけた。

オンマンド:なんだあれ
Mian:あの死体、何か持っているな・・・
ジェイ・ザルゴ:触らないほうがいいんじゃないか?

罠がないか周りを見ながら、死体に近づく。
手紙と・・・木製の仮面?

手に取ると、無意識のうちの仮面を被っていた。

振り返ると、今まで一緒にいたはずのオンマンドやジェイ・ザルゴがいなくなっていた。

いや、それも問題なんだが・・・あたりの様子が何か違う。
目の前には祭壇がある。だが、さっき見た時は崩れていて暫くの間だれも使っていないように見えた。
今いるこの部屋は、真新しさを感じる。

どういうことだ?この・・・仮面のせいか?

仮面を慎重に外すと、ふっと周りの空気が変わった。
後ろから肩を掴まれ、振り向くとオンマンドが心配そうな顔をして立ち尽くしている。

オンマンド:おい、大丈夫か?
ジェイ・ザルゴ:火を放つのはどうだ?
Mian:ジェイ・ザルゴやめろ!
オンマンド:ああ、よかった。元に戻ったか
Mian:俺はいったい・・・?
ジェイ・ザルゴ:その仮面を顔に着けたら、全然動かなくなったんだ

先ほど見た光景の話を2人にすると、不思議な力が働いたんだなとオンマンドが呟く。
とりあえず、この仮面は持ち帰ることにしよう。

ウラッグに聞いてみたら何かわかるかもしれない。


いよいよ、一番大きな建物へと向かう。

階段を上がったところで、ジェイ・ザルゴが指さした。
見ると、青白い・・・幽霊たちが6人。何やら話をしている。

気づかれないように近寄ると、そこにはサボス・アレンが。これは過去の幻影か?
彼らはラビリンシアンで古代の知識など、何か力を得ることができるはずだと意気揚々とやって来たようだ。
一通り話終えると、ラビリンシアンの中へと姿を消した。

ジェイ・ザルゴ:アークメイジはここに来たことがあったんだな
オンマンド:だとしたら、何故それを黙っていたんだろう?
Mian:確かに・・・。あの幻影を追えば理由がわかるかもな

早速中に入ろうとしたが、扉に取っ手がないことに気が付いた。
これでは中に入れない。

ジェイ・ザルゴが鍵穴とかあるのかもとアレコレ探るが、それらしきものは見つからない。
扉に二つ穴が空いているだけだ。
穴・・・?

ふと、ミラベル先生から手渡されたサボス・アレンの形見とも言える首飾りと填め込んでみた。
そうか、これは首飾りではなく扉の取っ手なのか!

ぎぎぎ、と重い音を立てて扉が開いた。

見ろよ、とジェイ・ザルゴが目くばせで床を指し示す。
扉にたどり着けなかったのか、冒険者の骨がいくつも転がっている。

用心しながら先に進むと、再び一行の姿が。
6人は、この冒険を終えたら皆に自慢できるな!と楽し気だ。
ひとしきり話終えると、再び扉の奥へと姿を消す。

何故、ラビリンシアンでの冒険譚をサボス・アレンは秘密にしていたんだろうか。
意気込んでやってきたが、大した成果もなく大学に戻ったために黙っていた?
3人は顔を見合わせて、足早にサボス・アレン一行を追いかけ奥の扉へと進んで行った。




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