Skyrimーilex アバンチンゼルへ辞典を戻しに行く

Skyrimーilex アバンチンゼルへ辞典を戻しに行く

リフテンで入手した家「ハニーサイド」で一休みした一行は、辞典を戻してきて欲しいと頼まれたアバンチンゼルへと向かうことにした。
ドワーフの遺跡だ、とマーキュリオが若干うきうきした様子で説明をする。

ilex:マーキュリオはドワーフの遺跡を研究とかしてるの?
マーキュリオ:研究?そんな大層なことはしていない
リディア:でも、お詳しいですよね。
マーキュリオ:興味深い物が沢山あって、1人で探索しているうちに詳しくなっただけだ
ilex:へーえ!じゃあ、色々教えて貰おうかしらね

そんな話をしていると、道端で陽気に酒盛りをしている三人組に遭遇した。

ilexたちにホニングブリューハチミツ酒を振舞い、楽しそうに歌を歌う。
乾杯!の掛け声と共に一気に飲み干す。
陽気な三人組に礼を言い、改めてアバンチンゼルへと向かうとしよう。



アバンチンゼルの入り口に辿り着いた。
早速中へ入ろうとすると、マーキュリオがあれこれとアドバイスしてくる。

床に罠が仕掛けられているから慎重に進むんだぞ。
不用意に仕掛けを触るな。
ドワーフの機械は蒸気で動いている・・・云々・・・。

忠告を肝に銘じて、中へと進む。

話声が聞こえてきたので、様子を窺うと・・・あれは亡霊?
よく見るとリフテンで辞典を渡してきた水底からの者もいるようだ。
彼らを追って進んで行けばいいかしら・・・?


ドワーフ・スフィアを倒し・・・

時々、亡霊たちの会話を垣間見る。
辞典を入手するために、アバンチンゼルへと侵入したことに対して後ろ向きな発言をする仲間がいるようだ。

ilex:それにしても
リディア:どうされましたか、従士様?
ilex:この”辞典”とやらを命がけで入手したのに、どうして戻してきて欲しいっていうんだろ?
マーキュリオ:お前に依頼した人物はなんと言っていたんだ
ilex:えーと・・・記憶が苦しめる、だったかしら

手の中で辞典をこねくり回してみたが、特にilexには何も感じられない。
記憶とは、ここで遭遇したことのことなんだろうか。

誰かが倒れている。
どうやら・・・辞典を入手しにきた一行のうちの一人のようだ。
先ほどまでの会話から考えるに、先へ進むことを渋っていた人物。何故こんな場所で死んでいるの・・・?

リディアとマーキュリオがilexの前に立って、先の様子を窺う。

これ以上先へ進むことを拒否した人物が、地上へ戻ろうとしてやられてしまったのだ。
しかも仲間は後を追うこともしなかったのか。

マーキュリオが渋い顔をして頭を振る。
ドワーフの遺跡には沢山の宝が眠っていて、宝目当てに潜り込んで亡くなる探検隊や盗掘者が後を絶たないそうだ。

マーキュリオ:あと少しで目当ての物が入ると思うと戻ることもできなくなるんだろう
ilex:欲に目が眩むってわけか
リディア:マーキュリオは危ない目にあったことはないのですか?
マーキュリオ:俺か?俺は宝の山目当てというより、ドワーフ・スパイダーの動力とかのほうが気になるからな
ilex:持ち返って解体したりしてるの?
マーキュリオ:・・・してる

今はビーアンド・バルブで寝泊まりしているため、解体する場所がなくてなとぼやくマーキュリオ。
家か・・・。

リディアが静かに目くばせする。
あと少しで辞典が手に入ると浮足立つ亡霊たちの姿が見えた。

亡霊たちを追うと、また1人誰かが倒れている。
床の装置を踏んで作動させてしまったようだ。

この人は、リーダー的な立ち位置で先へ進むといって仲間を追うこともしなかった人物ではないか。
自分も辞典へ到達できずに死んでしまうなんて、皮肉なものだ。

大きな重たい扉を開けると、待ち受けていたのはドワーフ・センチュリオン!

リディアが剣を振り下ろし、マーキュリオがチェインライトニングを撃ち込む。
ilexはドワーフ・センチュリオンの膝の隙間を狙ってダガーをねじ込んだ。

大きな音を立てて倒れるドワーフ・センチュリオン。
やれやれ・・・と床を見ると、辞典を入手しに来たうちの一人ともう一体ドワーフ・センチュリオンが倒れていた。
仲間が全て死んでしまった状態で、水底からの者は辞典を手にしてリフテンへ逃げてきたということか。

台座のようなものがあるので、そこへ辞典を填め込むと一瞬ぶぅんと音が鳴ったような気がした。

ilex:これでよしと。
リディア:依頼人は、これで少しは気持ちが晴れるのでしょうか
ilex:・・・手元に思い出すものがなくなったからね。マーキュリオ、何してるの?
マーキュリオ:ドワーフ・センチュリオンのコアを持ち返ろうかと・・・
ilex:あ、そうだ。じゃあさ、ハニーサイドをマーキュリオにあげるから、そこで研究したら?

マーキュリオとリディアが唖然とした顔でilexを見つめる。

だって、ホワイトランに家あるし。
買ったけどリフテンの家使わないから、それならマーキュリオがじっくり腰を据えて研究できる場所にした方がいいじゃない?

そう言うilexをリディアは呆れた顔で見つめ、溜息をついた。




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