Skyrimーilex 山賊狩りを頼まれる
ファルクリースの首長は執政たちと話し込んでいて、ilexに気づいていない。
暫く様子を窺っていたが、話が終わりそうにもないので声をかけるilex。
ilex:えーと、首長からの手紙を受け取ったんだけど
ネンヤ:誰ですか、貴方は
シドゲイル:私からの手紙?お前は一体誰だ
ilex:ilexよ
シドゲイル:・・・ああ!君が、あのドラゴンを倒したって言うやつか!ようやく使える奴がやって来た
リディア:(随分と失礼な口をききますね・・・)
ilex:何か用なのかしら?
シドゲイルはじろじろとilexを見、更に後ろに控えているリディアやイリアにも視線を走らせる。
取引していた山賊どもを退治してきて欲しい、シドゲイル首長は依頼をしてきた。
首長が山賊と取引?
首を傾げるilexに向かって、互いに利があったから取引を行ってきたが清算する時期がやってきたと悪びれた様子もない。
バイルガルチ鉱山にいる山賊どもだと言うと、後は任せたと言わんばかり。
仕方がないから、行ってくるか・・・
やれやれ、といった表情で首長の住処を後にする3人。
ilex:あそこまで悪びれてないと、いっそ清々しい
リディア:首長とは
イリア:冒険者に汚れ仕事させるところも、なかなかよね
ilex:もうしかして・・・切れ者?
リディア:感心しないでください!
ルニルの日記探しと、行方不明の狩人探しと、山賊退治。まとめて片付けてしまおう!と意気込む。
道を走っていると、ちらりと山小屋のようなものが見えた。
もしかしたら、ここで狩人たちは休んでいるかもしれない。そう考えたilexは小屋を覗いてみることにした。
ハンターズ・レスト
残念ながら狩人たちは出払っているようで、誰も残っていなかった。
ちょっとだけ火を借りて一休みしようかとリディアが声をかける。
鞄の中からパンと干し肉を取り出し、お湯を沸かしてお茶を入れようか。
ふと、ilexが何かを聞きつけた。
2人に静かにするように言い、耳を澄ます。
リディア:従士様?
ilex:しっ、リディア
イリア:??
ilex:何か・・・聞こえるな
イリア:何も聞こえないわよ、ilex
ilexが余りにも気にするので慌てて休憩を切り上げ、探索を続けることに。
何も聞こえませんよとリディアもイリアも言うが、ilexは何か泣き声のようなものが聞こえるといって聞かない。
2人は顔を見合わせ、ilexの後を追っていく。
すると・・・?
ilex:人がいる!