Fallout4~Shadow of Steel(B.O.S)

Fallout4~Shadow of Steel(B.O.S)

ヘーゲン砦でケロッグを倒した後、夜空にデカイ飛行船が飛んでいた。

ニックはB.O.Sが戦争を仕掛けてくるつもりだと言っていた。
ケンブリッジ警察署にいたパラディン・ダンスに詳細を聞いてみよう。B.O.Sは何を目的としているのか・・・?

久々にケンブリッジ警察署のドアを開く。
中にはパラディン・ダンスやスクライブ・ヘイレン、ナイト・リースがいる。

「やあ、パラディン・ダンス。」
「おお、君か。久しぶりだな。B.O.Sに入る決心はついたか?」

「うーん・・・。仮入隊・・・って訳にはいかないかな?」
「パラディン・ダンス!こんなやつを入隊させるのは俺は反対です」
傍にいたナイト・リースが睨みながら反対してくる。こいつはグールに襲われていたところを助けてやった時から、こんな感じだったな・・・。

「パラディン・ダンス。B.O.Sにお世話になることにするよ」
リースの言い草にカッとなり、思わず入隊すると言ってしまった。・・・まあ、いいか。
「そうか!実は先日の働きから、君をナイトの位に任ぜられるよう推薦する予定だ」
嬉しそうにダンスがそう言ってくれた。ナイト・リースは悔しそうにしている。

「われら2人にはプリドゥエンに報告するよう命令が下った」
「プリドゥエン?」
「先日やってきた大型の飛行船だ。大攻勢をかけるのに十分な軍勢と資材を積んでいる」
「何をしにやってきたんだ?」

ダンスは当たり前のように「戦争」という言葉を使った。
ニックが言っていたように、やはり戦争をしに連邦にやってきたのか・・・。しかし誰と戦争をするんだ?

ダンスに促され、ケンブリッジ警察署の屋上へ行く。
そこにはヘリ?小型飛行機があった。いつの間にこんなものが・・・。

空から見る連邦はまた違って見えるな。

しばらく飛んでいると、ボストン空港の上にプリドゥエンが停泊しているのが見えてきた。
「ついたぞ、プリドゥエンだ」

先にベルチバードを降りたダンスは、キャプテン・ケルズと話をし艦内へと急いで行った。

キャプテン・ケルズにエルダー・マクソンの演説を聞いてから挨拶するように言われた。
「エルダー・マクソン?」
「B.O.Sを指揮されている立派なお方だ。粗相のないように」
ケルズにあごで艦内へ進むように示される。エルダー・マクソンね・・・。

「同志よ!」と力強い声が聞こえてきた。
どうやら演説が始まってしまったようだ。慌てて演説を行っている部屋へと急ぐ。

「「アド・ビクトリアム!」」

演説が終わって周りの兵士達が移動し始めたのを見送って、エルダー・マクソンへ声をかける。
「エルダー・マクソン?」
髭面の逞しい男が振り返った。これが・・・エルダー・マクソンか。
「君は・・・パラディン・ダンスから話は聞いている。ケンブリッジでは世話になったようだ。ダンスからの報告書も読ませてもらった。ダンスは君をナイトに昇格したいと望んでいる。」
「ええ」
「他でもないダンスの希望だ。君は兵役経験者だとも聞いた。よって君を今からナイトの位に叙する」

「ありがとう・・・ございます」
「礼ならダンスにするんだな。これからB.O.Sとして働くにあたって、艦内の人たちと顔見知りになっておくといい」
そう言うとマクソンは俺に背を向けた。
話は以上ということか。

そういえば、ダンスはどこにいったのだろう。
デッキを降り、色々な人に声をかけながらダンスを探す。

食堂のようなところでダンスを見つけた。
「パラディン・ダンス!」
「おお、君か。エルダー・マクソンとは話をしたか?」
「ああ。なんというか・・・熱い男だな」
「熱いだけではないぞ。冷徹な頭脳も併せ持つ優れた指揮官だ。」

「これからは君もB.O.Sの一員として成果を残してもらいたい」
「推薦してくれたダンスの顔に泥を塗るような真似はしないよ。安心してくれ」




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