Fallout1~Get Ready!

Fallout1~Get Ready!

Get Ready!
旅立つ準備はできているか?

俺の名前はVesper。Valut13で暮らしている。
俺の目の前には、眉毛まで白くなっている初老の男が立っている。
彼の名前はJacoren(ジャコレン)監督官。
俺たちが暮らすVault13の監督官だ。まぁ、ようは一番偉い奴ってことだ。

ジャコレン監督官は、しばらく黙ったまま。

Jacoren「Vesper、来たか。よろしい。」
Vesper「・・・。」
Jacoren「緊急事態が起こっている。ここValut13のウォーターチップが故障しだしてね。」
Vesper「はあ。」

一瞬ジャコレンは目を伏せた。
Jacoren「飲料水が枯渇してしまう前に、替えのウォーターチップを探し出して欲しい。」
Vesper「俺が、ですか?」
Jacoren「・・・そうだ。頼れるのは君しかいないと思っている。」
そう言うと、10mmピストルとその弾薬を渡してきた。
これはもう行く以外の選択肢はないじゃねえか。

正直なことを言うと、俺はこいつが嫌いだ。
多分、Jacorenも俺の事が気に食わないのだろう。時々、俺を見る目にいら立つ感情が出ていることがある。

そうか、都合のいい駒として厄介払いか。
ウォーターチップを見つけてこれたら儲けもの。死んでも惜しくはない。
しばらくして戻らなかったら、他の人間をまた派遣するんだろうな。

Jacoren「Vault15の情報を得たから地図に印を付けておいた。なにかわかるかもしれない。」
Vesper「・・・わかりました。すぐに旅立ちます。」

“Vaultの水が尽きるまで、あと150日”



Vesperのステータス

さてと。
体よく追い出されたわけだが、まあValut13の水が尽きたら困ることは本当だ。
仕方がない。救世主とやらになってやろうか。

Valutを出ると、真っ暗な洞窟が続いていた。
出たすぐの所には、白骨死体があった。何故こんなところに死体が・・・?

まずはここから外に出なくちゃな。さっきジャコレンに貰った10mmピストルを装備して周りを見渡す。
暗がりの中を何か小さなものがちょろちょろしているのが見えた。

様子を伺いながら近づくと、それはネズミだった。
こんな奴らでも集団でこられたら厄介だ。一匹ずつ倒していこう。

Vesper「・・・これで20匹目・・・と。」
最後の一匹を倒し終わったところで、洞窟の先のほうに光が見えてきた。

物凄く眩しい。
Vaultの照明も明るいけど、それの比じゃないくらいの明るさだ。
どうやら洞窟が終わって、外界に出られるようだ。

洞窟から一歩踏み出すと、太陽の日差しに目がやられてしまい、しばらく身動きできなかった。

Vesper「さてと・・・。ここからどこへ行きゃいいんだ?」

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