Fallout4~Boston After Dark(Railroad)

Fallout4~Boston After Dark(Railroad)

※タイトルにもあるようにDark(暗がり)での行動が主となるため、写真が全般的に暗いです。
 あえて調整していません。

スイッチボードで回収したプロトタイプをDr.キャリントンに渡すのを忘れていたので、ディーコンと共に渡しに行く。

するとDr.キャリントンが何やらぶつぶつ言いながら、仕事を依頼してきた。
「外部エージェントの一人であるストックトンが、逃亡した人造人間のH2-22のことで助けを求めてきている」
「ふむ。詳細は?」
「それがな・・・。被害妄想に囚われた頑固ジジイが問題の詳細を教えてくれない秘密の受け渡し場所で話すと主張している。」
「秘密の受け渡し場所?」

Dr.キャリントンがやれやれ・・・と俺を見たあと、ディーコンに視線を走らせた。
ディーコンは敢えてDr.キャリントンと目を合わさない。

「レールサインの書かれた郵便箱だよ。その中にメッセージが入っている。」
「そのメッセージに詳細が書いてあるのか?」
「・・・。そんな単純なものじゃない。ま、あとはストックトン爺さんに会って確認するんだな。合い言葉は・・・習ったか?」
「?ガイガーカウンターのやつか?」
「そうそう、それだ。」

では、頼んだぞ。とDr.キャリントンに見送られてオールド・ノース・チャーチを後にした。


クエストマーカーがついた郵便箱

「ストックトンって、どんな人だ?」
「会えばわかるさ」
「なんだよ、ディーコン」
「余計な先入観は持たないほうが良い。あなたが感じた印象を後で教えてもらおうかな」

バンカーヒルの店先に座っている初老の男性がストックトンだ。


ストックトン:ガイガーカウンターは持っているかね?

早速合い言葉を使ってきたので、こちらも同じように応酬する。

「ああ、店の中にある」
俺がそう答えると、ストックトンは少し驚いた顔をした。
「君が・・・そうなのか。勝手に女性かと思っていたよ。」

ディーコンは何も言わずに、俺とストックトンの会話を見守っている。
ストックトンは、更に秘密を守りながら話すやり方を続ける。

「ここが、我々たちの新しい荷物の・・・最初の目的地だ。」
「商人は常に効率よく荷物を運ばなければならないな。」俺も合わせた話し方をする。なんだか不思議な気持ちだ。

合流地点を確保して、ストックトンと夜に会うことになった。

クエストマーカーが付いた場所は荒廃した教会だった。
レイダー達が屯していたので、一掃して待つことに。ディーコンと2人、教会の椅子に座ってあれこれ話ながら待った。

「やあ。待たせたかね?」
暗がりの中からストックトンが現れた。誰かを連れている。
周りを見渡した後、教会の窓辺に灯りを灯して他のエージェントに合図を出した。

「彼はH2-22だ。H2、ここにいるのが前に話した人物だ。」
ストックトンの後ろから一人の男性が顔を覗かせた。礼儀正しく俺とディーコンに頭を下げる。
「はじめまして、H2。」
「ありがとう。この世界には・・・圧倒される。でも、君みたいな人に会うとここに来てよかったと思えるよ。」

そうこうしているうちに、もう一人のエージェントのハイライズが姿を現した。

「やあ、お待たせしたかな?」
俺は敢えて合い言葉を聞いてみることにした。
「ガイガーカウンターは持っているか?」
「店の中にある。これでいいか?」笑いながらハイライズが答えた。

ストックトンやH2、ディーコンの姿を見止め、一安心したようだ。
「エージェント・ブルズアイ。君のことは聞いているよ。フリーダムトレイルを歩いて、スイッチボードを制圧した。組織に加わってくれてよかったよ。」
「そう言ってもらえると、俺も嬉しいよ。」
ディーコンのほうに向きなおって、顔はまだ前のままか?と聞いた。
「さて、俺の家タイコンデロガへ移動しよう。」持っていた銃を装填しなおして、ハイライズが言った。

「ここからタイコンに行くなら、途中面倒な奴らがいるだろう?」ディーコンも銃を構えて歩き出した。
「こっちには心強い味方がいるだろ、なあ?」
「俺のことか?この暗闇を進むのは、正直どうかとは思うが・・・。まぁ、なんとかなるだろう。H2、ストックトン、俺たちからあまり離れるなよ。」

H2は少し緊張したように頷いた。

闇夜をハイライズが走り出す。彼に続いて、皆走り出した。
H2とストックトンに気を配りながら、現れるレイダー達を倒していく。

※前もって道中のレイダー達を殲滅しておくと、楽です。が、雰囲気を味わいたいなら倒さずにおくのもよいかも。
ただし下手するとストックトンが、お亡くなりになってしまうことも・・・。
今回の中の人がプレイした時は真夜中過ぎて真っ暗ですが、待ち合わせ時間は「18時から翌朝6時」でよいようなので、上手に調整すると夜明けを走り抜けることになり周りが見やすいと思います。



タイコンデロガに到着した。

H2がほっとした表情になった。
ストックトンとふたりでタイコンデロガの中に駆け込んでいった。

「お疲れ様。」ハイライズが声をかけてきた。
「なんとか無事に着いてよかったよ。」
「食べ物や弾薬、睡眠をとりたくなったら、いつでもここを来てくれ。隠れ家は好きに使っていい。」
「わかった、ありがとう。」

暗闇の中のディーコンに視線を送り、こいつは嘘つきだけど頼りになるからヨロシクしてやってくれ、と言い残してハイライズは立ち去って行った。

「嘘つきは俺の仕事だからなぁ。」ディーコンが呟いた。

「よし、オールド・ノース・チャーチに戻ることにしよう。」

Dr.キャリントンに無事H2をタイコンデロガに送り届けたことを報告すると、労いの言葉をかけてくれた。
そして流れるように次の仕事を依頼されたのだ・・・・。




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