Skyrim~Mian ムズルフトでマグナスの杖について調べる

Skyrim~Mian ムズルフトでマグナスの杖について調べる

ミラベル・アーヴィンを探すためにアークメイジ居住区を後にする。

Mian:先生。今お時間よろしいでしょうか
ミラベル・アーヴィン:おや、よろしいですよ。なんの用でしょう?
ジェイ・ザルゴ:アークメイジが、先生に会えって言ったんだ
ミラベル・アーヴィン:アークメイジが?
Mian:マグナスの杖について、なにかご存じでしょうか?

思いがけない言葉を耳にし、ミラベル・アーヴィンはMianを見つめ返す。
アークメイジとMianとマグナスの杖。一体どんな繋がりがあると言うのか。

溜息を一ついてから、ミラベル・アーヴィンは先日大学へやってきたサイノッドの話をし出した。
サイノッドはシロディールを拠点とする魔術師達で、権威を気取ってはいるが政争に明け暮れ魔術はそっちのけ。
そんな彼らが何故スカイリムのウィンターホールド大学までやってきたのかといえば、大学がマグナスの杖を隠していると睨んだから。

ムズルフトというドゥーマーの遺跡についても言及していたので、行けば何かわかるかもしれませんねとミラベル・アーヴィンは言う。
Mianの地図に印を付けながら、サイノッドたちの協力なんて期待はできませんけどねと呟いた。

では、ムズルフトを目指すとしよう。



カイネスグローブという小さな村から南へ。
途中、マンモスや巨人を倒しながら進んで行く。

ジェイ・ザルゴは遺跡探索が待ちきれないようで、早く中へ入ろうと言う。
周りを見渡しても、争った跡なども見当たらない。山賊の根城にはなっていないようだ。

Mian:こういう遺跡はよく山賊が根城にしているが・・・サイノッドたちは特に問題なく中に入れたようだな
ジェイ・ザルゴ:じゃあ我々も、どんどん進もう!ジェイ・ザルゴは楽しみだ!
オンマンド:よし、中にはいろう!

オンマンドとジェイ・ザルゴは子供のように遺跡の中に飛び込んでいった。
やれやれと後を追いかけるMian。

飛び込んでいった2人が急に立ち止まった。
視線を追いかけると・・・人が倒れているのが見える。
これはサイノッドか・・・?すでに虫の息だ。

ぜいぜいと息をしながら、なにやら呟いている。
“クリスタルは・・・奪われた・・・”
“見つけろ・・・パラトゥス・・・オキュロリーで・・・”

それだけ呟くとサイノッドはがくんと首を垂れた。
持ち物を漁ると、扉の鍵と小さな日記を持っていた。

ぱらぱらと調査記録を捲るMianの後ろからジェイ・ザルゴとオンマンドが覗き込む。

ジェイ・ザルゴ:なんて書いてあるんだ?
Mian:ん・・・クリスタルだのオキュロリーだの、よくわからん単語が並んでいる
オンマンド:サイノッドはマグナスの杖を探しに来たんじゃないのか?
Mian:杖に関わる何か、なのかもしれんな

慎重に奥へと進むことにしよう。



ドワーフスパイダーやファルメルを倒しつつ進む。
時折、襲撃されたサイノッドたちの死体が転がっているのが見える。

オンマンド:そういや入り口で死んだサイノッドが”クリスタル”がどうの言ってたけど、クリスタルってなんなんだろうな?
ジェイ・ザルゴ:なにか凄い力を持つ物なら、ジェイ・ザルゴは手に入れたいぞ
Mian:奪われたって言ってたからな・・・ファルメルにでも奪われたのかもしれん
ジェイ・ザルゴ:じゃあ、倒せばいいんだな!

そう言って現れたドワーフスパイダーやドワーフスフィアに、がんがん魔法を撃ちこむジェイ・ザルゴ。
Mianとオンマンドの2人も、やれやれと言いながら楽しそうに敵に向かって魔法を繰り出す。

倒したファルメルの持ち物をごそごそと漁っていたジェイ・ザルゴが、見慣れぬものを手に戻ってきた。

もしかしてクリスタルかも!と少し興奮気味のジェイ・ザルゴ。
これがクリスタルだとして・・・さて、どうする?
あとサイノッドが言っていたのは、オキュロリーという単語。見つけろ、オキュロリーで・・・。
オキュロリーとはなんなんだ?

ドワーフ・センチュリオン・マスターを倒した部屋にある宝箱に、鍵が入っていた。
そういえば、鍵が掛かっていて開くことができない扉があった。そこの鍵か。

鍵を開けようと扉に手を掛けた時、中から声をかけられた。

???:ガ・・・ガヴロス?お前なのか?
Mian:(生き残りがいるのか)

Mianが答えようとしたとき、扉が勢いよく開きローブ姿の男が飛び出してきた。




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