Fallout4 An Ambitious Plan(2)

Fallout4 An Ambitious Plan(2)

ディサイプルズのニシャとは、喧嘩別れにならなかったので・・・とりあえずはクリアしたと考えておこう。
次は、オペレーターズかパックスか。

オペレーターズのいるパーラーのほうが近そうだ。
パーラーに先に顔を出すことにする。

ゲイジは何と言っていたかな。
オペレーターズは、金で動く、だったか。

Vault住人がどうの、という会話が漏れ聞こえてきた。

ああ、俺の事か。ふと左腕のPip-boyに視線を走らせる。
よく見ているものだ。
「Vault住人だと言うの?こんなとこに来るかしらね。」
「・・・もしくは、Vault住人を殺して奪い取ったのか。」

俺の姿を見て、リーダーと思しき女が会話を手で制する。

マグスとウィリアムの姉弟。
コルターを殺してくれて、ほんとよかったわとマグスがうっすらと笑みを浮かべる。

なかなか辛辣なものだ。
その馬鹿を野放しにしていたんじゃないのか?と聞いてみたい気もしたが、喧嘩を売りに来た訳ではない。

「入ってきた時、なんの話をしていたんだ?」

一瞬、マグスがしまった、といった顔をした。
「ああ・・・総支配人の事よ。未知の存在だから。どんな人物を相手にしているのかを知りたいと思って。」
「他意はない。」弟のウィリアムも口を挟む。
暫く黙ったまま、2人を見つめる。

我々は、この場所を本来あるべき姿に戻すことを望んでいるとマグスが言う。
「あるべき姿、とは?」

「金よ。」
愚か者から金を奪い取る為に作られた場所だと言うのだ。
言い方は引っかかるが、あながち見当違いでもないことに気づいて、思わず笑ってしまう。
その笑いを同意と捉えたのか、マグスは満足そうだ。

「・・・なるほど。考えておこう。」



最後はパックス。
根城としているブラッドバートン野外劇場に足を踏み入れると、動物と血の臭いが入り混じった・・・なんとも言えない臭いが鼻を突いた。
檻に入れられた犬に、首輪をつけられた奴隷然とした人間たち。
劇場の真ん中では闘犬のようなものが行われている。

思わず渋い顔をして、パックスのリーダーを探す。

一段高い場所にある椅子に座った奇妙な顔の男が俺に気づき、顎で指図する。
なんだ、こいつは。
顔を・・・ペイントしているが、こんなペイントは始めて見た。

端から喧嘩腰の男に思わず苛つく。

「・・・問題の種になる気か」
「おっと、ボス。落ち着けって。まだ知り合ったばかりじゃねーか。」

リーダーのメイソンは、コルターのせいで3勢力の緊張が高まっていた話をする。
ゲイジが皆を集めて、コルターを処分する人物を探し出すと約束したと。

「あんたが無能だとわかったら、その地位を頂くかもな。」

静かに、問題を起こす気なら処分すると伝えるとメイソンは肩を竦めた。

俺とアンタは似てるとこをがあるかもしれんなと言い、メイソンは武器を手渡してきた。
「やるよ。」
「・・・受け取っておこう。」


※スピーチチャレンジに成功すると「The Problem Solver」をくれる

これで3勢力のリーダーとの面通しが全て終わった。
メイソンから受け取った武器を矯めつ眇めつしながら、フィストップ・マウンテンへと戻る。



戻ってきた俺の姿を見て、ゲイジはニヤリと笑った。
「総支配人のお戻りだ。」

どうだった?と聞くので、肩を竦めて応える。

あまり約束してきていないことを祈るのみだとゲイジが呟いた。
約束をすると多くを望みだすからな。

「で、これからどうするんだ?」

残りのパークを手中に納め、3勢力に分配する。
それが目下の目標だと説明する。
その目印は”旗”。パークの目立つ場所に旗を立てる。

旗・・・ね。
まぁ、確かに一目瞭然だ。

残りのパークは、5つあるらしい。
5つか。3つある勢力に均等に分配はできないようだ。・・・なるほど。

考え込んでいる俺に向かって、ゲイジが後ろを守って欲しいなら手を貸してやると言い出した。

「お前に、なんの得がある?」
俺の言葉に皮肉な笑みを浮かべる。

「そうだな。ボス、アンタの人となりを確認したい、とでも言っておくよ。どうだ?」
「・・・いいだろう。ついてこい。」
「OK、ボス。」


※クエスト「An Ambitious Plan」 完了


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