Skyrimーilex ”友”に会う

Skyrimーilex ”友”に会う

ユルゲン・ウィンドコーラーの角笛を持ち去った人物に会うべく、リバーウッドへと向かう一行。
ilexは終始だんまりを決め込んでいる。

エリク:(ilex、機嫌悪いね)
リディア:(そりゃいい気はしませんよ。鼻先を引きずり回すような真似されては)
ilex:聞こえてるわよ
エリク:しっかし、友って誰なんだろう?
リディア:あそこに角笛があって、我々がそこに行くことを知っている人物ということになりますよね・・・
ilex:アーンゲール師。・・・とは思えないのよね。

兎に角、リバーウッドのスリーピング・ジャイアントに行けば何かがわかるはず。

宿屋の中に入り、辺りを見回す。
特に他の地域にある宿屋と違いがあるようにも思えない。

カウンターにいる宿屋の親父と思しき人物(オーグナー)に声をかけると、自分は雇われているだけだという答えが返ってきた。
俺ではなくデルフィンに聞いてくれと言い、掃き掃除をしている女性を指さした。

女性に屋根裏部屋を借りたいと伝えると、一瞬ilexを睨むような目で見つめる。
この宿屋には屋根裏部屋はないが、あの部屋を使うといいと入り口の左隣にある部屋を勧める。

リディアとエリクに声をかけ、部屋で状況を整理することにしよう。

やれやれと溜息をついて振り返ると、デルフィンが部屋の中に入ってきた。

ilex:・・・?なんなの?
デルフィン:あなたが・・・ドラゴンボーンというわけね
ilex:だとしたら?
デルフィン:まずは、これを返しておくわ

そういうとデルフィンはユルゲン・ウィンドコーラーの角笛をilexに手渡す。
デルフィンから視線を外さず、角笛を鞄の中にしまい込む。

場所を変えましょうとデルフィンが部屋を出て行くので、仕方なく後を追いかける。

デルフィンの自室を思わしき部屋に来ると、扉を閉める様にilexに指示を出す。
外にいたエリクとリディアに目くばせをすると、リディアが心配そうに頷いた。

ilexが扉を閉めたことを確認したデルフィンは棚の後ろにある隠し扉を開き、階段を降りて行く。



随分と用心深いこと。
ふん、と鼻を鳴らしilexはデルフィンと向かい合う。

サルモールの罠でないかを確認するために、そしてilexが信頼するに足る人物であるか、本物のドラゴンボーンであることを確認するために、このようなことをしたと説明するデルフィン。
ドラゴンスレイヤーであるドラゴンボーンを探していると。

ilex:アンタを信頼するに足りるという情報はどこにもないわけね。
デルフィン:私を信用できないというのなら、のこのこやってきた貴方がバカだったということよ
ilex:その馬鹿を探しているアンタも馬鹿ってことよね

静かに2人は睨みあう。

デルフィンはサルモールがドラゴンの復活に関与しているのではないかと考えていると言う。
復活とはどういうことなのか。

ファレンガーのために探し出したドラゴンストーン。
あの石は地図なのだと説明する。

ドラゴンストーン?記憶を辿ると、確かにファレンガーにドラゴンストーンを手渡した時、客が来ていた。
あの客人が・・・デルフィンということなのか。
この人は一体何なの?

顰め面で頷き、デルフィンに先を話す様に促す。

デルフィン:どうも南東のジェラール山脈からドラゴンの復活は広がってきていると考えられるわ
ilex:それで?
デルフィン:このパターンで行くと、次はカイネスグローブ近くにある墓場から復活するわね
ilex:で?
デルフィン:そこに行ってドラゴンを仕留めたら、あなたが知りたがっていることを全て話すわ

そう言うとデルフィンは鎧に着替え部屋を出て行く。
カウンターでコップを磨いていたオーグナーに出かけてくるから留守を頼むと声をかけ、宿屋を後にする。

渋い顔をして部屋から出てきたilexにリディアが駆け寄ってきた。
後で説明すると2人に声をかけ宿屋を出ると、デルフィンが待ち受けていた。

カイネスグローブ近くの墓地まで一緒に行動するかと尋ねてくる。

ilexは無言で首を横に振り拒否を示した。
デルフィンは好きにするといいと、身を翻し1人走り去っていく。

エリク:なんだったの、あの人?
ilex:とりあえず私がドラゴンボーンであることを示せ、だって
リディア:?どういうことです?
ilex:・・・
エリク:で、カイネスグローブまで行くの?
ilex:その前にユルゲン・ウィンドコーラーの角笛を届けにハイフロスガーに行くわ


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